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売上連動運賃提案で荷主企業トップの心を掴む

 誠弘運輸は大手酒販卸さまに先方が強く望まれていた「売上連動運賃制」を提案し導入されました。
「売上連動運賃制」とは、その月の売り上げが1000万円であれば一定比率を物流コストとして発生させるやり方です。
通常物流コストは容積と重量で決まってしまいます。100円の発泡酒でも、1万円の高級ワインでもかかる物流コストは本来なら同じなのです。

今回、荷主企業さまが「売上連動」を求めてきた背景には、ビール中心の出荷だった業界が、より低価格の発泡酒やチューハイ系飲料へのシフトがあったのです。
誠弘運輸にとっては大きなリスクを伴う提案でした。

しかし、「荷主企業からの私たちに対する期待にどうにか応えたい」という思いが私たちのモットーでもありましたので提案を決断しました。
「売上連動運賃制」のメリット、デメリット、共存共栄の考え方を説明する中で、荷主企業に信頼をうることが出来ました。

荷主企業の信頼をうることにより、正確な物流情報を提供して頂きました。まさにこの正確な物流情報が「売上連動運賃制」の大前提となります。
荷主企業からの正確な物流情報を分析、シュミレーションし、綿密な計画が立てられました。

たとえは、稼動率を向上させて法定費率を圧縮する。配送従事者の勤務調整方法の確立。
庫内作業及び配送のタイムスケジュールの設計等が可能になりました。この事例では、これまで荷主企業中心の物流管理であったので、私たちプロの目からみてコストを下げる領域が結構あったので、結果として「売上連動」の提案ができたともいえます。

ただこの提案を実現するにあたって、荷主企業とはかなり深い関係構築ができましたし、このあと、長期に渡ってアウトソーシング業務を継続していただけることになりました。
荷主企業は、「私達は販社である。販社業界の常識から物流経費率の上昇は、売上を上げることで圧縮できる。」と考えていた。

しかし、物流業者さんは、物流費予算の中から利益を考えるプロである。自社物流では社員は販社業界の常識に囚われ新しい事になかなか挑戦できず改革が進まない。
物流業者さんは、荷主の期待に応えられないと業務品質の低下で契約の継続が期待できない。その状況の中で頑張ってもらえる。とのお言葉を頂きました。
この言葉は、私たちの心に深く残りました。

2011/09/10

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